量子論の不思議な世界

量子論の不思議な世界 8


量子論を自分の体験に当てはめて考えてみる

 以上、量子論について調べてみましたが、この量子論を基盤にして考えると、今まで不思議に思っていたことで、腑に落ちたことが幾つかありました。

その一
 最初に遠隔ヒーリング(遠隔治療)は、遠く(英国と日本のように)離れていても、なぜ効果があるのだろうかと自分で施術しているのに、いつも不思議に思っていましたが、量子論で腑に落ちました。
 遠隔ヒーリングは、電波と同じように気というエネルギーが届くからだと、他人に説明したり、自分でもそう思っていました。一方で暗示にかかるからだといわれると、それも排除できないのですが、犬や猫にも気を送ると効きますから、暗示として決めつけるわけにはいきません。

 最近も、ご自分の馬を持って乗馬をやっている女性から、朝メールが届きました。埼玉の厩舎から突然連絡があり、愛馬が弱っていて命が危ないという。馬の脈拍は普通30~40ぐらいなのに、80もあるというので、立っていられなくて、横たわっている状態だという。
 彼女のメールでは、人間の治療で大変なのは十分にご承知していますが、以前犬や猫に気を送ったことがあると聞いたので、私の愛馬にもぜひ気を送って元気にして頂けないでしょうか、馬も家族の一員ですので、どうかよろしくお願いします、という依頼でした。相手は必死なので引き受けることにしました。

 すると今度はお昼過ぎにメールが届き、獣医が来て診たら、馬がこんなに心拍数が高くて立っていられなくなったら、もうダメですと引導を渡されたというのです。それは殺処分を意味します。それでも、私は、送られてきた馬の写真を見て気を送りました。横たわっている馬の目は澄んで、可憐な表情をしていました。

 翌朝、厩舎から電話があり、もうダメだといわれた馬は、朝になって凛として立っているというのです。厩舎で働く人たちは、何十年と馬を飼育してきて、こんな例を見たことがないという。
 そこで、彼女は急きょ東京から埼玉へ出かけて、愛馬に会って、馬の身体を愛撫して上げることができたというのです。東京に戻ってから、馬は年相応で死んだようですが、馬主の女性には、とにかくもう一度穏やかな姿の愛馬に会えたことが嬉しかったようです。

 ここで私は、アインシュタインが最初に指摘した 「量子もつれ」 の現象を思い出しました。量子の不思議さは、他の量子とつながっているように反応することでした。
 粒子が二つに分かれた場合、量子もつれを起こすと、遠くに、たとえ何光年離れていようとも、一方の情報が、光の速度を無視して、瞬時に他方へ同じように伝わるというのです。それなら距離に関係なく、意識した情報が瞬時に届くことになります。
 量子は、人間の意識が働くと、意識したとおりに現実化してしまうのです。ですから相手の病気が治ったという意識が強く働くと、そのように量子は現実化するのです。馬も人間と同じように量子でできていますので、馬の身体は意識したとおりに現実化するのです。
 ここで、私は、気のエネルギーは、量子もつれによって瞬時に馬の量子に届き、馬の身体を癒すように働きかけたのではないかと思いました。このように遠隔ヒーリングを理解したら、私の中にあった長年の疑問が氷解したように思いました。

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