コロナ禍の自粛生活で、想念を検証する

コロナ禍の自粛生活で、想念を検証する 11


 または、自分の人間性や性格を変えたいときは、こんなふうにアファメーションができます。
 「私は、器量の大きい、包容力のある優しい人間性になりました。ありがとうございました」
 「私は、優柔不断な性格にノーと言います。そして決断力のある人になりました。ありがとうございました」
 あなた特有の自分らしさを肯定するために、ときには 「ノー」 ということがもっともふさわしい場合もあります。アファメーションとは、あなたと同じ意識はほかになく、あなたの能力は唯一無二であり、ほかの誰のものとも比べることができないという認識に基づいています。
ですからアファメーションは、いつも 「イエス」 という必要はありません。否定して個性を保つことは、あなたに決定権をもたらします。あなたの観点から、これは 「イエス」 あるいは 「ノー」 というのです。いつもポジティブに 「イエス」 ばかりに黙従することがよいことではありません。あなたの自分らしさを否定することになるからです。

 ついでにもう一つ、自然災害などを心配する人は、次のようなアファメーションを参考にしてください。
 「私は、安全で、いつも守られています。怖い目に会うことはありません。ありがとうございました」 
 アファメーションをして、日頃から無意識の予知を使おうと心がけることです。災害から身を守り、災害で命を落とさないためには、いつもあなたが抱いている観念に対応して、無意識に予知が入ってきますから、それに気づくことで身を守ることができます。

 この宇宙は、人間も動物も植物も、岩、山、川、地球も、すべて量子の世界では、量子もつれで繋がっています。どこかで災害が起きると、あなたが抱いている観念やアファメーションに対応して、無意識の情報があなたの意識に流れ込んできます。
 その情報に意識的に気づいたり、あるいは身体で予兆を感じた人々は、災害の起きる一日前に、夢に見て逃れたり、偶然に街を離れて難を逃れたり、あるいは気がすすまないのでフライトをキャンセルした為、飛行機事故に巻き込まれなかったりします。

 このように人間は、必ず何か自覚があったり、あるいは意識的に分からなくしている場合もありますが、動物は自分の死を前もって感知します。よく猫を飼っている人たちが、ある日ふと猫が姿を見せなくなり、いなくなることがあるというのです。猫は自分の死を察知して、人の目に着かない場所を選んで死ぬようです。自然界の動物はみんなそうです。
 以前、福岡の人が、すごく可愛がっていた猫が突然いなくなり、ほうぼう探し回ったが見つからなかったそうです。3年経って、薪を積んである小屋の一番片隅で猫が薪の間に隠れるように、干からびて死んでいるのを発見したそうです。
 本来は、人間のレベルでも、このような能力があるのです。ある人のお姉さんが、珍しく多くの親戚や友人に手紙を書いて出したそうです。その翌日、高速道路で交通事故を起こして亡くなったというのです。あたかも死ぬことを察知していたかのように。

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