DVDのビックリ効果と、気のビックリ体験 (1)
この世に、自分が存在していることも、生かされて生きていることも、それ自体が途方もなく不思議なことです。それと同じように、気(プラーナ)という存在もとても不思議なものです。
このエッセイは、以下のようになっています。
第一章 DVDのビックリ効果
「望月流ヨーガDVDの制作について」
「万紗子さんのお母様からのメール」
「万紗子さんのメールをお読みになった人たちからの感想」
第二章 気のビックリ体験
「気と水」
「気と水は、相性がいい?」
「気は、電気や磁気などによく反応する」
「気の気まぐれ」
「遠隔地へ気を送る」
「遠隔治療でがんが消える」
「写真に写った手のひらの気」
第一章 DVDのビックリ効果
望月流ヨーガDVDの制作について
今まで数えきれない様々な気にまつわるビックリ体験を多くしてきましたので、DVDを作ったらきっと気が入り、画面や声から気がでるのではないかという予測はしていました。
ただ私が今までDVD制作をためらっていたのには、人前で話すことがもっとも苦手であるという理由がありました。これは、前世に原因があることも気づいていました。(「チベットとネパール思索の旅」のエッセイを参照してください) ほとんど人と接触することがなく過ごし、ヒマラヤの洞窟で修行を続けた結果、今世で他人の前で話すことが大変な緊張をもたらし、そのため一時ひどい吃音になり、やがて改善されても早口で、日によって活舌がいい時と悪い時があるのです。このような理由により、上手く話しができるかどうか自信がなく、DVD制作を今まで避けていました。
けれども、『いのちのヨーガ』が出版されて10年余が経ち、本だけでは正しく伝えることが難しいと感じましたので、自信が持てないまま清水の舞台から飛び降りる覚悟を決めて、DVDの制作をしました。そんな折、一通のメールが届きました。それは、私の杞憂を一掃するものでした。
その一通のメールは、寝たきりの娘さんを介護している母親から届いたものでした。
その娘さんは、22歳で、名前を万紗子さんといいます。本名です。
万紗子さんは、極低質出生体重児で生まれたため、脳性麻痺、脳室周囲白質軟化症という病名がつきました。両手、両足の麻痺のため、座ることも歩くこともできません。一種一級の身体障害と認定され、小学校、中学校、高校は、特別支援学校へ通いました。
彼女は、何もできないけれども、自分の体験したことを皆様へお知らせすることで、皆さまの何かのお役に立つことができれば嬉しいと言って、ご自分の体験されたメールの公開をお許しくださいました。