DVDのビックリ効果と、気のビックリ体験 (8)
第二章 気のビックリ体験
気と水
気を入れた水のことを、中国では気功水というそうです。中国の科学者が、気が入った水と入っていない水とでは、本当に違いがあるのかを調べたそうです。その結果、電子顕微鏡によって、水の分子に違いがあることが判明しました。
水の分子のかたまりをクラスターといいますが、気功水は、気の入っていない水の分子よりも、クラスターが小さかったというのです。
クラスターの小さな水は、細胞膜を透過しやすいので、吸収されやすく体にいいそうです。反対に、飲んでしばらく胃の中でぼこぼこ音がする水は、クラスターの大きな水だそうです。また日本人の科学者が、由緒ある神社仏閣などに湧く「名水」と呼ばれる水を調べたら、名水と呼ばれる水ほど、水の分子のクラスターが小さかったそうです。
科学者でも気を研究している人たちがいます。電気通信大学名誉教授の佐々木茂美氏は、普通の水と気功水を、それぞれビーカーに分けて電気を流したら、気功水の方が電気抵抗値が少ないということを発見しています。
確かに、私も水に気を入れて飲んでみると、気を入れた方が明らかにマイルドで美味しく感じられます。また塩に強く気を入れると、舐めた瞬間、ピリッと塩辛くなり、またマイルドに気を入れ直すと、同じ塩でも塩辛さがなくなり、むしろ塩の甘さを感じます。
気と水は、相性がいい?
今まで、脳の病気に気功の施術をしてあげた経験から、脳腫瘍や脳溢血やクモ膜下出血などによく効きました。中には、脳腫瘍が完全に消えてなくなった人が何人もいました。これも、脳は髄液に満たされて水に浮いている状態ですから、脳の病気によく効くのかもしれません。
また、宴会などでビールに気を入れると、飲んだ女性が突然げらげらと笑い出して、笑いじょうごになってしまうこともあります。
気は、電気や磁気などによく反応する
私は、新幹線以外の鉄道は、めったに利用しないのですが、ある日、渋谷駅の券売機で切符を買いました。お釣りがそんなに必要ないのに、しばらくカチャカチャと音がしていたので、下を見ると百円硬貨が山になっていたので困惑したことがありました。
ある日、CDをかけているプレーヤーへ手を近づけると、曲がパラパラと先へスキップしてしまうことに気が付きました。そこでCDに気を入れると、音感が変わることが分かりました。
そんな折、高校生の親から、娘が落ち着いて集中でき、受験勉強できるようにしてくださいと頼まれ、ふと思い付いたのが、CDに気を入れることでした。好きな音楽のCDを用意してもらい、それにリラックスして、頭がハッキリして受験勉強できるように気を入れました。後日、その効果を聞いたところ、リラックスして受験勉強に集中でき、志望大学へ合格できたそうです。
またロンドンのある駐在員の男性から、深く眠れるようにCDに気を入れて欲しいと依頼されたことがありました。その時は、男性の好きなクラシック音楽に気を入れました。その男性がいうには、気を入れてもらったCDをかけると、5歳の息子が、「パパ、白い粉がでているよ」と、プレーヤーの音のする方を指さすそうです。「私には見えませんが、息子には見えるのでしょうか?」と不思議がっていました。
最近、小児がんの男の子を気功で施術してあげました。子供の両親が付き添いできていました。翌日、その父親からEメールがきて、「息子が、先生の手から、白い粉が出ていたよ、というのです。私たちには、何も見えませんでしたけれども」
気の気まぐれ
気は、何でもいうことを聞いてくれると思うと、そうでないこともありました。
私のヨーガ教室に参加されている人が、私の声を録音したのですが、後で聞くと声がまったく録音されていなかったことや、録音中に録音機から煙がでてテープが焦げてしまったともありました。また私のヨーガのポーズをビデオ撮影した男性の場合は、帰宅して録画を見たら何も映っていなかったそうです。調べた結果、どういう訳か途中からスイッチがオフになってしまったようでした。
その反対に、夕方、自宅でヨーガ教室を始めてから、電気釜にスイッチを入れるのを忘れたことを思い出しました。そして、教室が終わってキッチンへ行ったら、電気釜のお米は炊けていました。途中、なぜかスイッチがオンになったのでした。
以前、気功の施術をするために、ロンドンからミュンヘンへやって来ました。そして部屋に通されて部屋の時計見たら、1時間遅くなっていました。この時計は、電波時計で狂うはずはなく、また手で操作はできません。英国とドイツでは、時差が1時間あり、私が部屋へ入った時、なぜか英国時間になってしまったようです。家の持ち主は困惑していましたが、数時間経つとまた元に戻っていました。それが3月と9月に2回もありました。