超越的な感覚で時間を伸ばし、思いを実現させる方法 7
「ゾーンに入る」 超越した感覚を自ら手に入れる方法
超越した感覚に入るには、瞑想で脳波をコントロールすることから始めます。脳波は、何に集中するかによって変化します。
人間の脳波には、通常周波数の異なる5種類の脳波があります。「ベータ波」、「アルファ波」、「シータ波」、「デルタ波」、「ガンマ波」 です。
ベータ波は、誰でも、通常日常生活で最も多く経験しています。注意したり、仕事に精をだして夢中で考えている時に出ます。脳波は、意識、理性、論理、活発な思考過程を示しています。
アルファ波は、リラックスや、達観したり、空想するといった場合に生じ、 愛する気持ちを競極的に思い浮かべても出ます。この脳波は、何かを思い浮かべる視覚化に最適です。
シーター波は、瞑想や直観、変性意識状態に関連しています。この変性意識にある状態では、不思議な現象が起きるようです。エジソンやレオナルド・ダ・ウ゛ィンチといった大発明家たちも、変性意識様態を利用していたようです。
また 「ランナーズハイ」といわれるランナーたちからシータ波が出ている可能性が高いといわれています。
ヨーガのプラーナ体操などをして体をリラックスさせ、静かな場所でゆったりと座って
目を閉じ、ひたすら自分の呼吸に集中していると出ます。
デルタ波は、周波数がもっとも低い脳波で、深い睡眠中に生じます。
ガンマ波は、周波数が最も高い周波です。集中の極みや、感覚の高まりや、高い次元での覚醒と関係しています。また、サマーディ(三昧)の体験中に現れることが知られています。
この脳波を出すには、静かな場所で、ゆったりと座り、目を閉じます。呼吸に集中し、それ以外のことは一切考えません。
自分の人生において感謝したい人物などを思い浮かべ、「感謝の気持ちを伝えたい」と心の中で唱えます。
次に自分自身を俯瞰して、自分に対して、「感謝の気持ちを伝えたい」と心の中で唱えます。
次に、もう一人の自分(真我)が、自分の人生を眺め、思い浮かんできたものに対して、「感謝の気持ちを伝えたい」と心の中で唱えます。
そうして深い感謝の気持ちを、心臓から頭へ、頭の天辺から宇宙へ上昇させます。
この感謝を繰り返すことで、自然にガンマ波が生じます。